10月の始めに、ひったくりにあって転倒し、左肩を骨折してしまいました。
コレクティーボとよばれる相乗りタクシーをつかまえようと、
車が来る方向にばかり注意を向けていて、
いきなり後ろから左手に提げていたカバンをひっぱられたのです。
体をひねるようにして転倒。
相手は、あっという間に消えており、後姿を見ただけ。
親切な方が、車で後を追ってくれましたが、見失ってしまったそうです。
場所は、おもいっきり中心地、イキケのオフィス街のど真ん中、
時刻も夏場の午後7時で、昼間の明るさです。
しかも、そこから2ブロックのところには警察署が。
結局犯人は捕まっていないようですから、警察もなめられたもんですよね。
さて、この後、どのような手続きになったのかを参考までに。
1 徒歩で警察署まで行き、ひったくりにあってカバンをとられたこと、
そのとき転倒して左腕が動かない状態であることを報告。
2 怪我がある場合は、病院 (Hospital) に行って医師の診断書をもらい、
病院内にある警官詰め所のようなところで、被害届けを出す。
ここで、注意しなければいけないのが、どうも被害届けを出すためには
公立のHospitalに行かなければならないようだということです。
チリ在住の日本人の方は、たいていIsapreとよばれる私立の医療保険に
入っていらっしゃると思います。
そして、病気の時にはClinicaと呼ばれる私立の総合病院にかかるのが
普通でしょう。
でも、万一、私のように被害届けを出すような事態になった場合は
「自分の行きつけのクリニックに行ってもいいか、それとも、
公立の病院に行かなければならないか」と確認することをお勧めします。
そして、Hospitalに行くことになった場合は、じっと我慢の覚悟が必要です。
私は結局その日4時間病院にいました。そして、そのほとんどの時間を
「廊下で」「立って」待つことに費やしたのです。
「6日後にもう一度来るように」と言われて行ってみると、
色々な窓口をたらい回しにされた挙句に
「あなたはIsapreに入っているから、ここでは治療はできません」と
言われました。
なぜ、最初に言ってくれないのか?????
ここでも、じっと我慢です。
「恋愛小説家」という映画をご存知ですか。
ヘレンハントが演じるウエイトレスのシングルマザーが
小説家である主人公のお陰で、息子を私費のドクターに
看て貰う事ができた、という場面があります。
外国で生活している人には、あの母親がどうしてあれほど
感激していたのかがわかると思います。
往診してくれる。
すぐに検査結果を受け取れる。
医者が携帯の番号を教えてくれる。
彼女のかかっている保険では叶わないことばかりだったんですね。
海外では、医療の場面で貧富の差をまざまざと見せ付けられることが
あります。
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